シンファNIHONGO教室
シンファNIHONGO教室って?
現在、国内において日本語指導が必要な子どもたちは把握できているだけで5万人以上とも言われています。また、文部科学省の調査でそれ以外にも不就学状態にある外国人の子どもが全国で2万人にのぼるというデータがあります。
こういった子供たちは学校に通ってはいますが、
日本語が苦手で授業が理解できないため教室でぼーっとしてしまう、
同級生とコミュニケーションがとれないために友達が出来ず不登校になってしまう、
学校の先生方はノウハウもなく対応に困ってしまい放置してしまう、
保護者の方も日本語が分からないために就学、進学に関して途方に暮れてしまう、
などなど、彼らは十分なサポートを受けることができない状況が今起きています。
彼らへの学習支援のニーズは高まってはいますが、その大半がボランティアによって行われているため、専門性・継続性・責任性に乏しいものとなっていて、支援活動も1〜2週間に1回程度と十分とは言えません。自治体、学校によって内容や方法にバラつきがあるので、何の支援も受けられないという子も少なくありません。
、彼らのような子供たちの高校在学率は30%程度となっており、日本人の90%以上に比べて格段に低い状況が続いています。
私たちはそんな子供たちに向けて、「学習言語」の習得、授業や宿題のサポート、進学に向けての準備や計画など一人一人の生徒と保護者に寄り添って対応し、いつでも通える学習支援教室「シンファNIHONGO教室」を運営します。子どもたちの日本語の習得度に沿った内容を日本語教師経験者、児童生徒の母語が話せる先生などが教えます。
そして、単なる学習支援を行うだけの施設ではなく、学校でも家庭でもない、同じルーツ、背景を持った子どもたちの居場所としての役割も果たしていければと思っています。
教室長
コ シンコウ
顧 晨浩
中国人の両親の元、日本で生まれ小学校卒業を機に家族で中国上海へ。
帰国当時日本語しか話せない中、現地の公立中学校に通いながら中国語や英語など各教科を独学で勉強し、高校入試を経て現地の高校に進学。
高校卒業後、留学試験をへて横浜国立大学理工学部に入学。在学中に、大学の国際ボランティアや横浜市母語支援サポーター、地域ボランティア団体などに積極的に参加し、語学力を活かしながら活動。
横浜市の外国にルーツを持った子供たちへの支援を通して、外国にルーツを持つ子供たちの教育問題に取り組んでいきたいと思い卒業間もなく合同会社TAGENGO を設立。事業として「シンファNIHONGO教室」を開校。
現在も教室運営の傍ら市立小中高校の学習支援、母語支援、通訳を行っている。
コース
放課後学習教室
授業は、生徒の希望に応じて学校の授業内容や宿題などのサポートから入試・面接対策まで幅広く対応しております。
原則として先生1人に対し生徒1~2人の個別指導を行うため、各生徒の状況に応じて丁寧な対応を行っています。
日本語が難しい場合、生徒の理解できる言語(母語)で授業を行うことができます。
授業時間 月曜日〜土曜日 14時〜22時
授業料 10000円〜
1コマ無料で体験授業を行っています。お申し込みはお問い合わせから!
フリースクール
生徒の在学する学校と相談して、週に1日から最大3日ほど教室に来て日本語の勉強や科目の授業を行います。
学校とは協定を結ぶことでその時間を出席時間として扱ってもらうので、学校に欠席することなく日本語と母語による学習を受けることができる画期的な取り組みです。
基本的に朝9時に来て、学校と同じような時間割で1〜5時間目までの授業を行います。
お昼は電子レンジなどを完備しているので、お弁当を持ってきて食べます。
授業時間 月曜日〜土曜日 9時〜16時
授業料 25000円〜
語学教室
日本語または中国語の一対一の個別学習ができ、生徒個々のスケジュールや要望に合わせて授業をします。
言語だけでなく文化や習慣などを織り交ぜて学習することができます。
授業時間 月曜日〜土曜日 不定期
授業料 12000円〜
アクセス
市営地下鉄ブルーライン 阪東橋駅 徒歩3分、京急電鉄 黄金町駅 徒歩10分
*当教室の入り口は横の駐車場奥にあります。ご来訪の際はご連絡ください。
新华NIHONGO教室
支持联合国可持续开发目标(SDGs)
认定为 神奈川 SDGs 伙伴组织